パプアニューギニア 二人旅 完結
10/23
3時ごろに目がさめる。
かゆみ。
このベッドかゆい。
ヒカリさんの押すだけベイプを拝借
横を見る。
黒い影。
どこにでもいる奴ら
押すだけベイプをかける。
しばらくして表を向いたまま動けなくなる。
よく見れば部屋中たくさんいる。
1匹1匹にベイプさんを食らわす。
やはり旅の必需品
朝はゆっくりと目を覚ます。
ヒカリに飯などを買ってきてもらい、
少し経ってからこの町を探索。
土産を見に行こう。
でも、前日のビターナッツ屋さんみたいに沢山のひとが集まってきて、盗難のリスクがあるのは堪忍
前日のビターナッツ屋さん
まぁ土産を見にいく前に
髪の毛を切りに行こうということに。
僕はもともとドレッドにするつもりやったから
まぁ、安く済むんやったらここに任せようと感じ
行ってみる。
ケンボー「ラスタヘアーはいくら?」
*ラスタヘアー=ドレッドロックス
美容師オバ「20キナ」
おぉ。600円やすい。
ケンボー「俺の髪の毛柔らかくて細いけどいけるの?」
美容師オバ「可能よ」
ということで
やってもらうことに。
しばらく髪の毛をいじってもらうこと10分
美容師オバ「あなたの髪の毛はとても柔らかいから、できないわ」
どっちやねん。
じゃあ、帰ろうとしたら、
輪ゴムを持ち出す美容師オバ
髪の毛いじいじオバ
美容師オバ「30キナになるけどいいかしら?」
ええい。こうなったらやけ。
お願いします。
完成
まぁ髪の毛うっすい人間は地味な髪型が一番ですよ。本当に。
20歳にして、毛根の弱さに嘆くことなるとは思ってませんでした。
この髪型してから、パプア人に笑われる笑われる。
喜んでもらえてありがたみ!!!
輪ゴム飛ばしてやりたい気分でした。
まぁそのあとはお散歩。
公園の方へ向かう。
色んなやつが声かけてくる。
いりません。
どんどんと公園の奥の方へ
スモークの匂い。もちろんあいつ。
むむ。
普通に新聞紙の上に広げて売ってる。
あれもしやこの公園。
奥に行けば行くほど大麻売ってる!
こんな感じ
そこまで市場的にはなっていないものの。
そこらかしこに売ってる。
ニヤニヤ笑ってる。
奥の方でちょっと来いって言ってきた連中。
悪1「お前らどこの国だ?」
ケンボー「ジャパンだ」
ウゥゥー!!
出ました。PNG人特有の裏声。
喜んでもらってます。
悪2「とりあえずこれ好きなだけとれ」
渡されたのは袋パンパンに入った大麻
ケンボー「これは受け取れないよ」
悪2「いいから」
悪3「それは俺のだろ」
とりあえず手につかめる量の大麻をもつ。
ケンボー「これもらってくよ」
悪達大爆笑
必要なのはどれだけその場を盛り上げるか。
すぐに袋に戻して
悪2に返す。
悪達とパシャリ
ケンボー「俺たち用事あるからまた明日」
悪達「またこいよ」
そう。簡単に帰してくれる。悪い奴らだけど良い心もある。
そんなこんなで散歩して夜はひたすらに食いまくる。
ヒカリとの旅ラスト贅沢
チキンにパイナップルにリンゴにジュースにパイにポテトにたくさんたくさん。
腹膨れて大爆睡。
楽しい時間はあっという間に過ぎる。
10/24
運命の飛行機日。
朝ゆっくり起きる。
準備をしてどうするかの相談。
飛行機は17時半
遊ぶのもありだが、身体が疲れている。
ヒカリ「ゴミ山があるならそこ行こう」
あまり乗り気にならない。
とりあえずご飯を食べに行く。
ご飯を食べて
ゆっくりしていたら
男が空港まで連れてってくれるとのこと。
値段は二人で15キナ
良し。
車に乗る。もう一度聞く。
男「150キナだ。」
なら降りるよ
男「いくらがいい?」
1人15キナならいいよ。
男「よし!」
空港まで向かう。
こいつ
空港に着く
扉を開けない。
ケンボー「何してるの?」
男「先に金を払ってくれ」
ケンボー「30キナ」
男「no.100キナだ」
あぁ。こいつ。悪い奴だ。
祝 PNG初ガチ悪い奴
ヒカリおこおこ。
こういう俺らの身の安全が保障されてない時に
感情を表に出すのは、ご法度
ケンボー「値段を少し下げてくれ。2人で80キナはどう?」
男「いいだろう」
ただのぼったくりっぽい。
とりあえず金を払う前にヒカリを出してもらう。
金を払うと、俺もどうにか出してもらえる。
ただのぼったくりで良かったけど
最後の最後に油断していたため引っかかったぼったくり。
反省する。
いい奴が多すぎて大丈夫ばかり思っていた。
どんな国にもいい奴も悪い奴もいる。
忘れてはいけない鉄則
そのあとは
空港でゆっくりヒカリと話す。
11時に空港に着いてしまったため
時間はあまりまくる。
旅のおさらい。
あの時あーしとけば。
あの時のあれが良かった。
でもすぐに未来の話。
次会うときはもっとデッカくなってようぜ
ありがとう
相棒ツーショット
パプアニューギニア ⑩ 二人旅 マウントハーゲンとゴキブリ
10/22
7時に起きる。
全裸で寝ていた。
ケツが濡れている。
触る。液体。
はい。汚い話すみません。
お腹弱りすぎてて、昨日も雨に濡れて体調はしっかり悪い。
9時に宿を出る。
昨日夜仲良くなった奴らが ケン!ケン!と声をかけてくれる。
この町もすっかり好きになってしまった。
パプア人は今のところ悪いやつに会ってないかもしれない。
分からんけど
とりあえずATMでお金をおろして、バス停に向かう。
すでに案内してくれるやつが横にいる。
「マリジュアナマリジュアナ」
いらん。
でも、そんな奴も悪い奴じゃない。
バス停まで送ったらバイバイ。ただのいい奴。
せめてチップぐらいせがめよ。
欲しそうな顔もせず、ニッコリしてバイバイ。
もう慣れた。
向かうはマウントハーゲン。
メンディもタリも日程的に無理なため、最後の町になる。
マップスミーでは凄く都会っぽい。
マップスミー
kundiawaからマウントハーゲンまで15キナ
ゴロカからkundiawaは数回の警察の検問があったが
この道では一切検問はなかった。
マウントハーゲンにつく。
この町、砂ぼこりでよく見えない。
栄えてるのはわかる。
宿を探す。
【MOUNT GUEST HOUSE】
マップスミーには載っていないが
シングル一人70キナ
ダブルベットルーム100キナ
ヒカリと割り勘50キナ
来る前
人に聞いたり、ネットで調べてきたが
観光業が栄えておらず、
ゲストハウスなどの安宿がないという情報ばかりだったが
そんなこともないので
根気よく人に聞いてみよう。
何日も洗っていなかった服を手洗い
身体の獣と煙臭い匂いもシャワーで洗い流す。
有難い
俺旅のシンボル
マーケットに向かう。
人が多すぎる。
今までの町では
お金をせびられることはなかったが、
この町に来て、初めてせびられた。
所々から、「ファッキン コリアン」なんて言われている。
気持ちのいい町ではない。
ここからこの町のことを好きになるのだろうか。
夜になる。
部屋では6匹くらいでかいゴキブリがでて
どうもこうも寝れない。
もう日が昇りそう。
パプアニューギニア ⑨ 二人旅 雨と村と町
10/21
前日5時に起きろと言われていた。
6時にバスが来るからと
俺らはなめていた。
9時半に起きる。
おはよう。
ゲストハウスのおやじに会う。
遅いなと言われる。
ケンボー「次のバスはいつくるの?」
オヤジ「今日はもうこの村にはこないよ」
なんということだろうか。
この村には朝の5時から6時までしか町にいけるバスがこない。
すぐに横の学校の校長に会いに行く。
横の校長は山に登る前、山から降りてきたら町まで送ってやるよと言ってくれた。
学校につく。
前から人が来る。
ケンボー「バスはもうないの?」
おっさん「ないよ」
ケンボー「校長はどこにいるの?」
おっさん「校長は金曜日に帰ったよ」
校長つかえず。
おっさん「下の村のジャンクションまでいけば、kundiawa行きのバスが来るぞ」
というわけでヒカリを連れて、すぐに下の村へ向う。
雨が降って来る。
おっさんが案内してくれる。
この村ともお別れ。
何か寂しい気がする。
このちっさい村に大っきいたくさんの思い出ができたんだな。と
シミジミ感じます。
バス停につく。
11時
雨がきつくなる。
1時になる。
バスがこない。
現地の人が言う。日曜日。クリスチャンだからおやすみなの。バスはこないわ。
クリスチャン
まぁその頃にはショップの店員からコーヒーやらご馳走してもらって、お菓子やらもらって
なんかこれはこれで楽しい。
もらったお菓子。
色んなお客さんが来る。
色んな話を聞く。
僕が会いたかったフリ族という民族は
ウィッグマンと言われてて
男性はカツラに生涯をかける戦闘民族。
生涯に二回しかつくらんらしい。
そんなんワクワクするやん。
その民族がタリっていうところにおって
タリの話をする。
ケンボー「タリのフリたちは今もカツラを作ってるの?」
と聞くと
メンディ出身おっさん「今のタリはラスタヘアだよ」(メンディはタリから近いでかい町)
この国でのラスタヘアーというのはドレッドロックスのこと。
ショックだけど面白いな思った。
タリ。またいつかいこう。
この村、元いた村とは部族が違うらしい。
この村の部族の
伝統的なタトゥー
おでこに茎みたいなタトゥーが入ってる
今の若者はほとんど入れないらしい。
伝統的タトゥーおじさん
3時になりバスが来る。
この村の人ともたくさん友達になって
バイバイ。
親友の女の子
ケンまた来てくれ!
その言葉が本当に嬉しいです。
買ったネックレス→売って欲しい人値段コメント
5時にkundiawa。
宿から預けていた荷物を返してもらい、
宿を変える。
今回の宿は一人40キナ
や、安い!パプアニューギニアにしては安い!!!
この町kundiawa
村から帰ってきて思ったけど
やっぱり治安悪い。
そこからへんでゴミを燃やしてて
世紀末感溢れる感じ
よくわからん奴に絡まれる。この国に来て2回目くらいのへんな奴。いやもっといっぱいいたかも。
そいつにクッキーを取られる。
とりあえず、ATMに降ろしにいこうとするが、日曜日なので空いておらず。
夜に宿の近くのグラウンドでラグビーを混ぜてもらう。
ニュージーランドもオーストラリアも凄いラグビー盛んやから、同じオセアニアでパプアも盛んなんでしょうね。
よくわからんけど、パプア人はホンマにアジア人とは全然違う顔立ち。
みんな目に凄みがある。
目に対して思ったんは
モンゴル以降の久々。
モンゴル人も目が凄くて、ほんまに狼みたいな強い目してた。
PNGは優しいでも大きい深みのある目。
まぁモンゴル人もPNG人も女の人に可愛い人がおらへん。
たまにおるけど
ほとんどおらへん。
PNGで可愛いなって思った女の子に年齢聞いたらいつも13歳とか15歳とか
いやいや
あかんあかん。
海外でもアンダー18はダメですよ。
でもシャーないねん。
この国老けるん早すぎ。
50歳くらいの見た目のやつが15歳やったらするから
ほんまに年齢わからん。
日本の感覚でいったら
もう泥沼にハマる。
まぁとりあえずラグビー終わって、飯買いにいって
僕はローカルのやんちゃな子供達と話す。
やんちゃ「ケン、ここに住めよ。結婚しろよ。紹介するよ」
ケンボー「PNG人はみんな言うよ!何歳紹介してくれるんだ?」
やんちゃ「50歳だ」
どついたろかと思いましたよ。
なめくさっとる。でも悪いやつじゃないと思う
あ、あと昨日の話やねんけど
この国50キナでちんちんに注射うってもらえるらしくて
それ打つとちんちんめっちゃデカなるって
ガイド兄が俺に勧めてきて
焚き火の時にパン1やったから
ちんちんちっさいの見られてて
だから勧めてきとるんやろうけど。
ホンマに悩みなんよ。ちんちんちっさいの
凄い悩んでます。
1500円でちんちんデカなるってほんま夢みたいな話やん。
僕顔はブサイクやけど、ちんちんでかなったらあとは早漏治すだけやねんって
ちんちんの大きさの問題ちゃう。
まぁ何したところで彼女はできひんけど、、、
話戻します。
そんでやんちゃ達は言う。
この国の50パーセントはマリファナ吸ってると
みんな言うから間違いないんやろうな。
ほんでやんちゃな子達が集まってきて
周り20人くらいに囲まれたところで
宿の人たちが迎えにきた。
20人くらいのやんちゃ達はケン明日も会おうと言って別れた。
宿に帰るとヒカリが
遅いと怒ってきた。さながら彼女
宿の人たちにはこっぴどく怒られた。
お前は全て盗まれて殺されるところだったと
すみません。
でも、ええ奴らやったんです。
そして買ったmaggiを作って食べて
インドでもお世話になったmaggi
感謝。
寝る準備
今回の宿はホットシャワーが出る。
本当に久々。
気持ちよすぎる。
そしてベッドに寝転がる。
足は山の疲れから未だに筋肉痛。
このブログを書いてるとき
外から銃声。
凄く乾いた音が響いた。
ヒカリは爆睡。
この国はとんでもなく優しいが、やっぱり怖い一面もあるのかも。
でもそんなとこも含めてこの国大好きです。
明日はマウントハーゲンに向けて出発。
旅も終盤。
パプアニューギニア ⑧ 二人旅 山頂と霧
10/20
朝の1時に起きる。
疲れ全然取れてない。
そりゃそうだ。
寝袋ないから焚き火の横で寝ろっていわれて
めちゃくちゃ煙の中で
いや。一酸化炭素中毒なる。
しかも藁で出来てる小屋の中やから
雨めちゃくちゃ入ってくる。
ヒカリげっそり。
まぁそんなこんなで2時ぐらいになって
スタート
出発前写真
出発して、4分後には靴下ビチャビチャ。
今のパプアの時期はゴリゴリの雨季
真夜中から昼以外の時間はずっと雨降ってる。
ヒカリはコンバースで来てたからもう完全に泥だらけ
まぁそんなこんなで出発して40分くらいたったところで
ヒカリが吐きそう
ヒカリ「昨日の晩ゴハン不味かったからや」
ちゃうちゃう。高山病高山病
そんな感じで
ヒカリとガイド兄リタイア。
弟「残り5時間」
弟と僕は山頂を目指す。
靴下ビチョビチョやし、滝多くて水蒸気めっちゃ飛んでくるし、地面はどこもぐちゃぐちゃで泥だらけなるし
ホンマにつらい。
標高3900くらいのとこにいたネズミ
つらすぎて何のために登ってるのかとか、何の目的でとか考えるんすよ
しかもガイド料やら入山料やら
いろんな金かかって
ホンマに何のためって思うんですよ。
まぁ景色みたいとかあるんやけど
一番は空に近づけるからかなぁと
そんなことを考えて山を登ってたら
やっぱり、頭痛くなっちゃう。
4000mくらい行くとね、多分酸素が二分の一とかなんよ。
その時必要になるのが呼吸法。
脳に酸素送り込むイメージで
呼吸一つ一つを大事にする。
それ意識してからネパールのアンナプルナでもこのウィルヘルムでも酷い高山病にはなってない。
軽いのはあるんかいってツッコミはいらんで。
まぁでもホンマに呼吸って大事なんよね。
ヴィパッサナー瞑想とかも結局は呼吸やし
ヨーガも呼吸でそ?
精神と呼吸は繋がってるなぁと山登ると毎回思うわけです。
そんなこんなで5時くらいになると朝日がでてきた。
朝日
雲の上
まぁ朝日見れるまでは良かった。
そこからが地獄。
怒涛の曇り雲。からの濃すぎる霧
山頂間近
4509mウィルヘルム山の頂に立つ
ほんで、そこから頑張って7時半に登頂
だいぶ寒い。
体感温度的には-5度くらい。
まぁ知らんけど
やっぱり涙はでてくる。
パプアニューギニア最高峰登頂
何回もスリップして崖から落ちそうなって、朝日を山頂から見れず、霧の中山頂に向かっていって勿論景色は何も見えない。
それでも登った達成感で涙でちゃう。
達成感って最近全然味わってる感じせんくて
困ってたんやけど、山登ると簡単に感じれちゃう。
それも一つの魅了よな。簡単じゃないけど。
まぁ山頂までくると体調悪すぎて
飯とか食いたくなかった。
けど、弟が
クッキーやらスナックやら缶ツナとか出してくれて
それでも俺全然食えへんから
最終的にバナナ風味のクッキーにツナつけて
食いだしよって、美味しいみたいな反応したあとに
俺に渡してきて、食ってんけど
めちゃくちゃ不味くて余計気分悪なった。
帰り道霧で前が見えない
まぁ下山途中とかホンマに景色が楽しみやのに
全部霧で何も見えへん。絶対美しいはずやのに何も見えへん。
そんなこんなで13時ごろに昨日の湖の横のロッジに到着。
もう瀕死。
ヒカリと兄が飯を作ってくれる。
ほとんど食えない。でもありがとう。
1時間経ったのちに村に向かって出発。
大雨。
村に着いたのは17時ごろ。
もう何もかもビチョビチョ
てか足の裏がもう感覚ない。
永遠濡れていたからどうなっているのかと思いきやー
【グロ注意】
村の宿に着いた時
悲惨でしょ。
ホンマにきつかったんですよ。
僕あと山登りはジーンズって決めてて
僕の愛用が児島の23ozのジーンズなんですけど
履き慣らす前とか自分で立てるくらいかたいジーンズで
水とかで濡れてしもたらカタカタなっちゃうんよ。
大雨のなかカチカチなって歩き辛くて。それもホンマにきつかったなぁ。
もしこの山行きたい方おられたら
乾季にいってくださいね。
絶景やのに見えへんのは勿体ないで。
まぁ経験にはなったし、生きてたし
なかなか成長させてもらいました。
ありがとうございます。
パプアニューギニア ⑦ 二人旅 ウィルヘルムと湖
10/19
7時半に起きる。
*昨日の記事とかで
ウィルヘルム山からいきなり英語表記になったのは
現地人はウィリアム山という。わからなくなったので英語表記にしました*
さむくて布団から出れない。
ご飯だとノックされる。
食堂に行く。すぐ横の学校の校長と教師たちがいた。
色々と話す。
俺らが山から戻って来るとき、下の町まで送ってくれるって。
いい校長。パプア人にしては珍しいスーツ野郎
スーツ校長「日本人は仕事はするが、全然話さないシャイ野郎だろ?パプア人は仕事はしないが、みんなベリーフレンドリーだろ?」
言われてます。皆さん
僕が叫んどきました。安心してください。
9時になる。ジャクソン兄弟がくる。(ガイドたちの名前)
さぁ、パプアニューギニア最高峰にアタック。
keglsugl村を抜けてく道
色んな奴がこの土地の言語で「ワガイ」と言ってくれる。goodという意味らしい。
シティ内ではほとんどの奴が英語ができる。
ちょっと村に行くとピジン語も英語も話せない人たちがでてくる。
その人たちはその地域特有の言語を話す。
PNGは900以上の言語が存在する。
インドも確か20言語以上ある。(知らんけど)
みんなで話すためにパブリックランゲージが存在する。
インドならヒンディー語と英語がそうである。
はるかに言語数が多いこの国ではパブリックランゲージは
ピジン語と英語だ。
でもセピック川というこの国最大の川の付近に住んでいる部族たちは
ピジン語も英語も喋れないらしい。ここの奴らもそうだけど。
今度はそこに行きたいな。
休憩ポイント
俺が音楽係になることに。
兄が葉っぱを吸いながらレゲェを求めてくる。
とりあえずshaggyとかボブマーリー流して
後で2pac流したら、一番盛り上がる。
こいつらはラスタっていうよりヒップホップより。
凄いストリート的な奴らばっか。
ケンボー「お前らはジャマイカンみたいだな」
ドレッドばっかのこの国の連中はラスタを尊敬していると思ってた。
兄「ノー。ジャマイカピーポー イズ ブラック
俺らからしたら凄い真っ黒やけどブラックとは全然違うらしい。
この国のドレッドの多さは
ブラックに多いアフリカン的思想かと思ってたけど違うっぽい
ケンボー「この国のドレッドは伝統的なものなん?」
弟「ここ最近の流行だよ」
面白いな。
途中で会ったガンジャマン。同い年。いや見えへん
ケンボー「この山って結構観光客来るの?」
兄「いっぱい来るよ。日本人も来る」
どうやらおじいさん世代の人たちが
トレッキングツアーみたいなやつでよく来るらしい。
スリングショットで取った鳥を持っている少年たち
28歳兄「俺も9歳からガイドやってるが
お前らほど若い奴らは初めてだよ」
こういう言葉は素直に嬉しいっすよね。
まぁ多分いっぱい来てるやろうけど
雨の中の登山
結局着いたのは3時
湖の近くのロッジ
湖と山々
焚き火のなかで音楽を聴く。
弟
あ、あとここ(wilhelm山)で育ったマリファナは
レーっていうこの国第二の都会や俺らが行ってたゴロカに回るらしい。
焚き火を炊いてくれた兄
まぁ明日は朝の1時に起きて山の頂上目指します。
また明日書けそうやったら書きまーす。
ちなみに今標高3200mらしい。
温度は7度
残り1300m。
明日は大体-7度とからしい。
今日の晩ご飯(メイクおとうと)
p.s.兄に気に入られすぎて、許可出すからこの国住めって言われたなり
パプアニューギニア ⑥ 二人旅 村と山とガイド
10/18
ヒカリと相談。
昨晩はヒカリと怒鳴り合いの喧嘩。
凄くしょうもないことで僕がキレてしまいまして、本当にすみません。
ケンボー「山登ろう」
ということで宿の人に山登るぜ と伝えると
少し待てとのこと。
待つこと30分
いつもの門番と悪そうなやつが来た。
とりあえず車が来るからとかいうてる。
飯食いに行きたいというと
ついてきてくれた。
いつでもついて来るPNGスタイル。
とりあえずチキンやらコーラやら買って
腹を膨らます。
ケンボーヒカリ「準備オッケー」
宿に戻り、荷物を取ってバスパークに向かう
バスパークへの道のり
さっきの柄の悪そうな奴がガイドだと知った。
ケンボー「ガイドはいらないです」
おっさん「ガイドは必要」
というわけで、ガイドもついて来ることに。
4509mの mount wilhelm
ガイドなんていらねぇぇぇ!!!!!
バスパーク
まぁそんなこんなで山の近くの村まで40数キロ
20キナ払ってスタート。
ガイド(17)
17歳には見えねぇよ。
休憩ポイントで出会った少年
ミシミシいう橋
永遠に続く道のり
手を振る女の子たち
いい空
はい。というわけで着きました。
麓の村。2500mの村。keglsugl
山との距離感
明日は湖に泊まるとのこと。
とりあえず疲れた。道が悪すぎる。風邪がまだ治りきってねぇんだって!
とりあえず、この17歳ガイドの兄貴も合流
兄「俺は何回も登っている。俺を連れてけばいい」
出ましたぁ。
上手いこと話して
もう一人ガイド料金かかるやつぅぅぅ。
ケンボー「相棒はキリマンジャロ登ってて、俺はアンナプルナ回ってるよ。プロフェッショナル。必要ない」
兄「値段は変わらなくていい」
よろしくお願いします。はい。
弟が提示してきた値段と変わらない。
そりゃカバン持ってくれるやつ増えた方が得でしょ。
てなわけでこいつも連れてく。
兄
この兄。一株育てている。カンナビス
もうねどこの町行っても匂いするんよ。
最近知ったんやけどタバコ一本が1キナ(約30円)
前もいうたが、大麻1グラム約15円
大麻の方が安い。
でも、この国のタバコ「ブルース」は
一本3円とか。味は独特
兄「半分くらいだよ」
半分吸ってないっていうのが驚き。
ここで気になる。
この一本しか道がなく2500mという高度で人が少ないこの村では
値段が跳ね上がるのか。
ケンボー「値段は?」
兄「おぉ俺は持ってねぇ」
というわけで、町の悪そうな奴らと話すことに。。。
最近見分けが付くようになってきた。
基本的に大麻を売ってこようとする奴は
PNG柄の首から下げるタイプのあみあみの鞄を持っている。
ケンボー「値段は?」
悪そうなおっさん「見せてやるよ」
でかいバッツ。
1キナ
多分町とおんなじくらい。もしくは安い
ケンボー「どこ育ち?」
悪そうなおっさん「mount wilhelm」
やっぱり。
兄「山にいっぱい生えてるよ」
ケンボー「ここに警察は来るの?」
弟「来ないよ。ここはフリーダム」
PNG人の好きな言葉 フリー or フリーダム
山がある場所に大麻あり
インドのマナリ、マラナを彷彿させる。
悪そうなおっさんが巻く
ちなみにPNG
ローリングペーパー売ってない。
新聞紙オンリー。
新聞紙で巻くか出来てるタバコかの二択。
その後、兄らとお散歩
この村は水力発電で電気を作ってるらしい
発電機
木の電信棒
この村の学校
この村の飛行機が止まる滑走路
まぁそんなこんなで今日も寝て、明日は湖目指して頑張ります。
パプアニューギニア ⑤ 二人旅 何もしない日
10/17
夢を見る。小学生6年生の時
俺は担任の先生を尊敬していた。
いままでの先生とは違う。
ボケるし、ツッコミできるし、なんといっても生徒のケアが上手かった。
だから校庭で騒いだりしてる子から、教室で一人で座ってるような子まで
みんなその先生のことが好きだったと思う。
知らんけど
夢に戻るが、その先生がバイクに乗って、俺を迎えにきた。
周りには高校の友達。
どこかへ向かっている。
そこで夢は終わる。
久々に夢を覚えていたので、書いてみた。
しょうもない話でございます。
風邪は全然下がりゃない。。。。
でも少し直ったかな。
朝になりヒカリと話す。
ケンボー「今日はどうする?ステイ?」
ヒカリ「ステイ!!飯買ってきてくれ」
とりあえず飯を買いに行く。
門番のジェリーが危ないからとついてきてくれた。
町の様子
ヒカリは寝てやがるのに、、、
いい奴。ジェリー
そんなこんなでお金を降ろして
飯を買って次の相談。
ウィルヘルムにのぼりたいよねーって
言うとすぐにいいよっていってくれるヒカリが好き。(少女漫画風
まぁとりあえず登る方向で話進んでる。
てなわけで今日一日はダラダラデイ
飯買いに行って終わり。
夜は音楽聴いて、太鼓叩いて、歌って終わり。
だからおれが描いた絵を見せて今日は終わりたい。
絵
あと、ホテルも見せとこ
う散らかし上手
今日はこんなとこで終わりにしよう。